性の多様性が認められつつある現代において、ゲイアートの先駆けとして世界的に有名な画家であるトムオブフィンランドことトウコ・ラークソネンの波乱に満ちた半生を描いた映画「トムオブフィンランド」。
そんな映画「トムオブフィンランド」のネタバレあらすじやキャストが気になりませんか?
今日は映画「トムオブフィンランド」のネタバレあらすじやキャストを詳しく調べてみましたよ。
トムオブフィンランド(映画)のネタバレあらすじは?
映画「トムオブフィンランド」のネタバレあらすじはどうなっているのでしょうか? 映画「トムオブフィンランド」のネタバレあらすじを詳しく調べてみました。

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映画「トムオブフィンランド」のネタバレあらすじですが、性的な表現が厳しく取り締まられていた第二次世界大戦後のフィンランドが舞台になっています。
そんな情勢のフィンランドにおいて、戦争からの帰還兵であるトウコ・ラークソネンは、欲望を発散させるために鍵のかかった自室で逞しい男たちの性愛を表現する画を描く毎日を過ごしていました。
ある日、同居している妹のカイヤから、広告の絵をかく仕事を持ちかけられます。トウコは瞬く間にその才能を発揮し、昼間は広告会社で働くなるようになりました。
自身の絵によく用いていた逞しい体の兵士や労働者たちを中心に、当時の流行りであるバイカーのファッションセンスも取り入れるなど作風がどんどん進化していきます。
そして、トウコの絵は一般人だけでなく、アンダーグラウンドに潜んでいる同性愛者のコミュニティにも支持されるようになっていきます。そのコミュニティの一員には後のトウコの生涯の恋人であるダンサーのヴェリ・マネキンも入っていました。
トウコとヴェリが密かな愛を育んでいた中、1957年にトム・オブ・フィンランドの名前を世界に轟かせる転機が訪れます。
トウコがトム・オブ・フィンランド名義でアメリカのフィットネス雑誌に投稿した絵が表紙を飾ることになり、その絵はゲイの男性は頼りがいがなくひ弱だという社会のイメージを覆し、多くのゲイの人たちの理想像を体現したものとして評判を呼びました。
それがきっかけで、展覧会を催し大成功をおさめるなどトム・オブ・フィンランドの名はあっという間に世界に広がっていきます。しかし、恋人のヴェリが病気で亡くなってしまいトウコは落ち込んでしまいます。
そして、舞台は数年後のアメリカに移ります。
不治の病として恐れられるエイズが流行し、ゲイをはじめとする同性愛者たちがバッシングされるなか、アーティストとしてゲイカルチャーのパイオニアであるトウコはそんな事態に立ち上がり、仲間の同性愛者たちに対して自由を呼びかけます。
現代になってようやく性的マイノリティが認められつつありますが、当時の世界で性的マイノリティに対する風当たりは相当なものだったでしょう。
そんな中でも自らの性的嗜好を貫き、同士に力を与えたトム・オブ・フィンランドの勇気に胸を打たれること間違いなしです!
トムオブフィンランド(映画)キャストは?
映画「トムオブフィンランド」のキャストも気になりますよね。 映画「トムオブフィンランド」のキャストも詳しく調べてみましたよ。
映画「トムオブフィンランド」のキャストですが、主要な3人をご紹介していきます。
まずは、主人公のトム・オブ・フィンランドことトウコ・ラークソネンを演じるのは、ペッカストラングさんです。

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トウコと同じフィンランド人の役者さんで、フィンランドでは数々の映画やテレビドラマに引っ張っりだこの売れっ子俳優さんです。
次に、トウコの妹のカイヤ・ラークソネンを演じるのは、ジェシカ・グラボウスキーさんです。

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シアター・アカデミーを卒業後、映画を中心に活動しているフィンランド人女優さんです。
主人公のトウコの恋人であるヴェリ・マネキンを演じるのは、ラウリ・ティルカネンさんです。

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端正な顔立ちとその演技力で現在人気急上昇中のフィンランド人若手俳優さんです。
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