タレントとして活躍されている武井壮さんですが、実は陸上10種競技の元日本王者というすごい記録を持っているのはご存知でしたか?そもそも10種競技とはどんな競技のことなのでしょうか?10種競技に含まれる種目についても気になります。
今回は武井壮さんが残した10種競技の偉業について、10種競技とは何なのか具体的な種目を調べつつ、ご紹介していきます。
10種競技とは?具体的な種目をチェック!

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そもそも10種競技とは、どんな種目が含まれている競技なのでしょうか?あまり聞きなれない「10種競技」という名前ですが、10種競技とはどんなものなのか見ていきましょう。
辞書によると、「10種競技とは陸上競技における混成競技の一つ」とあります。英語では「デカスロン」とも呼ばれ、それをテーマにした漫画も出ているようですね。2日間で合計10種の種目を競い合い、その記録を得点に換算し、合計得点で勝利を決める競技のことです。
具体的にどんな種目が争われるのでしょうか?男子10種競技の場合、原則的に次のような種目が行われるようです。
- 1日目 100m走・走幅跳・砲丸投げ・走高跳・400m走
- 2日目 110mハードル・円盤投げ・棒高跳び・やり投げ・1500m
走行種目の場合は、たとえ遅くても完走さえすれば点数が入ることも可能です。ただしファウルなどが続き、得点無しになる種目もあるため、10種目全部をやらずに途中で戦線離脱していく選手も多いようですね。1904年からはオリンピック種目にも採用されています。
10種競技で武井壮が残した偉業とは?
10種競技に含まれる種目を見ても分かるように、10種競技は足の速さだけではなく全体的な身体能力の高さが求められる競技となっています。
10種競技の金メダリストは「キング・オブ・アスリート」とも呼ばれ、まさにスーパーアスリート向けの競技ともいえる10種競技ですが、武井壮さんがこの10種競技で偉業を残していたのはご存知でしょうか?

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武井壮さんといえば自分のことを「百獣の王」を目指していると公言しており、身体能力の高さは周知の事実となっています。そんな武井壮さんは10種競技の元日本選手権で優勝経験もあるほどの実力者なんです。「百獣の王」というのもあながち大げさではなかったのかもしれませんね。
武井壮さんの各種目別の記録を見ていきましょう。比較するために、日本記録も記載しました。
- 100m走 10.54(日本記録:10.00)
- 走幅跳 7m16(日本記録:8m17)
- 砲丸投 11m77(日本記録:18m07)
- 走高跳 1m90(日本記録:2m28)
- 400m走 48.09(日本記録:44.78)
- 110mH 14.74(日本記録:13.39)
- 円盤投 35m98(日本記録:60m22)
- 棒高跳 4m50(日本記録:5m83)
- やり投げ 44m50(日本記録:87m60)
- 1500m 4:30:93(日本記録:3:37:42)
こうしてみてみると、日本記録に並ぶ勢いの成績を残している種目もいくつかあることが分かりますね!実際武井壮さんの100m走ベスト記録は2015年まで、10種競技100m走の日本最高記録でした。
大学時代に短距離走を始め、大学3年生の時には10種競技へ転向されました。そして1997年に開催された第81回日本陸上競技選手権大会10競技で、わずか競技歴2年半という短さで優勝を果たしています。
現在でもタレント活動のかたわら、陸上競技のマスターズ大会にも随時出場し、数々の大会でメダルを獲得されています。2014年には「第34回沖縄マスターズ陸上競技選手権大会」の400mリレーにアンカーとして出場し、金メダルを獲得するとともに、マスターズのアジア新記録および日本新記録を樹立しました。
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