長崎県佐世保市の九十九島パールシーリゾートのPRキャラクター「ブツブツくんとブツブツちゃん」をご存知でしょうか?一目見たら忘れられないと噂の「ブツブツくんとブツブツちゃん」ですが、なんと批判があり終了になることが分かりました。
一体どんな批判があったというのでしょうか?理由が気になります!ゆるキャラが予定よりも早く終了するという、予想もしないような事態が起こった理由について調べてみました。
目次
ブツブツくんとブツブツちゃんとは何?
「ブツブツくんとブツブツちゃん」とは一体何のことなのでしょうか?あまり知らない方のために、まずは「ブツブツくんとブツブツちゃん」をご紹介したいと思います。
「ブツブツくんとブツブツちゃん」は九十九島(くじゅうくしま)パールシーリゾートのPRキャラクターです。九十九島は長崎県にあり、佐世保港の外側25㎞ほど北へ点在している島々の総称です。

出典:https://www.pearlsea.jp
このマップを見るだけで、かなりの数の島があることが分かりますね!2001年時点では、208の島があることが確認されています。しかし島の条件として「満潮時に植物が生えている部分が水面から出ていること」というものがあり、島とは呼べない陸地が他にも多数存在しています。
人が住んでいる島は4つほどで、それ以外は無人島だそうですよ。珍しい形の島や、美しい景色の島など、たくさんの島があり、伝説も数多く残されています。九十九島パールシーリゾートは、その九十九島の玄関口となるリゾートパークです。
遊覧船で九十九島を巡ったり、ヨットやカヤックで海の散歩を楽しんだりすることができます。また水族館や飲食店、お土産屋さんなどもあり、一日中楽しむことができるリゾートパークです。ブツブツくんとブツブツちゃんはこのリゾートパークのPRキャラクターということですね。
ブツブツくんとブツブツちゃんの名前の由来は?
「ブツブツくんとブツブツちゃん」、かなり衝撃的なネーミングですが、一体なぜそんな名前になったのでしょうか?「ブツブツくんとブツブツちゃん」の名前の由来についても調べてみました。
名前の由来を調べてみたところ、「ブツブツ」というのは九十九島で楽しめるいろいろな「ブツ」を表現しているということが分かりました。例えば「動物(ブツ)」や「植物(ブツ)」「海洋生物(ブツ)」といったものです。
そのたくさんの「ブツ」にかけたことと、たくさんの島々が点在していることを合わせて、「ブツブツくんとブツブツちゃん」というキャラクターが生まれたようです。顔の凹凸は島の岩肌をイメージしており、ブツブツくんとブツブツちゃん自体も、よく見てみると島になっているんですね!
ちなみにブツブツくんは心が優しく気が弱い、ブツブツちゃんのことが大好きなシャイボーイだそうです。一方のブツブツちゃんは、気が強く、声が超絶可愛い、九十九島の食べ物が大好きなストロングガールだそうですよ。
ブツブツくんとブツブツちゃんへの批判って?理由は?
九十九島の良さを伝えたいという思いから生まれた、ブツブツくんとブツブツちゃんですが、思いに反して批判が相次いだそうなのです。一体どういった批判がきたのでしょうか?理由が気になります。
ブツブツくんとブツブツちゃんが誕生したのは、2018年6月のことでした。すでにCM放送やグッズ販売もしており、着ぐるみを作って来客対応もしていたそうです。しかし誕生直後から批判の声が殺到します。
その批判の理由とは「病気の人がいることを知って欲しい」という意見や、イジメの問題を不安視する声でした。顔の凹凸が「皮膚疾患に悩んでいる人」や「皮膚に難病がある人」「ニキビで苦しんでいる人」への配慮が足りないのではないか、という批判だったようですね。
ブツブツくんとブツブツちゃんへの批判に市の対応は?
こういったブツブツくんとブツブツちゃんへの批判はパールシーリゾートのある、佐世保市に寄せられました。批判を受けた佐世保市は、運営側のさせぼパール・シー(鹿子前町)と協議を重ねていたようです。そもそもこの岩肌をイメージしたブツブツくんとブツブツちゃんですが、インパクトを重視してこういったデザインになったそうです。
「ふなっしー」や「ねば~る君」「くまモン」など、やはりゆるキャラにはインパクトが求められますよね。PRキャラクターというと可愛らしいものが多いので、埋もれてしまわないようインパクトを重視したキャラクターにしようと思ったそうですよ。
しかし実際には残念な批判が寄せられる結果となってしまいました。協議を重ねた結果、市の対応として、広告物やSNSにPRキャラクターであるブツブツくんとブツブツちゃんの画像を利用しないなどと、できるかぎり露出は避けていたようですね。
ブツブツくんとブツブツちゃんの終了が決定?
実はブツブツくんとブツブツちゃんはもともと1年契約のキャラクターでした。PRキャラクターで1年契約というのもあまり聞かない話ですよね(笑)ブツブツくんとブツブツちゃんは、九十九島パールシーリゾートをPRし、1年間で来場者数が伸びなければクビになる予定だったそうです。
2018年6月からスタートしたこの企画、1年契約ということは5月までの予定だったということですね。しかしながら、上記のような批判が20件ほど寄せられたことから、予定より2か月早く終了することが決定しました。
佐世保市から使用終了を求められた九十九島パールシーリゾートが、今年度いっぱい、つまり2019年3月をもって「ブツブツくんとブツブツちゃん」の終了することを発表したそうですね。佐世保市観光課の担当者は「市民が誇りに思い、県外の人に興味を持ってもらえるような広報にしたい」と語っています。
一方、九十九島パールシーリゾートの担当者は「キャラクター選定の際に十分に考えが至らなかった。」と話しています。1年足らずで終了してしまうのは残念ですが、いろいろな人に愛されるPRキャラクターに生まれ変われるといいですね☆
ブツブツくんとブツブツちゃん終了に世間の声は?
2019年3月で活動終了することが決まった「ブツブツくんとブツブツちゃん」ですが、このことは全国ニュースでも取り上げられました。このニュースを見た、世間の人たちからの声はどんなものがあるのでしょうか?
ブツブツくんとブツブツちゃんも降ろされた理由がそんな感じなの可愛そうではある。
— 粗酢飯 (@kaaachan) 2019年1月30日
佐世保市のPRキャラ、ブツブツくんとブツブツちゃん。皮膚疾患を連想させると苦情が来て活動終了になった。名前が眉毛太夫と眉毛太子ならセーフだったのかもね。ブツブツちゃんは夢に出てきそうなくらい魅力的だと思う。 pic.twitter.com/7IH12AvjTH
— チオミ (@tomii1) 2019年1月29日
長崎県佐世保市の九十九島パールシーリゾートのPRキャラクター「ブツブツくんとブツブツちゃん」が皮膚病等で悩む人への配慮で予定より早く活動停止だそうだ。故郷よ、何をやってくれてんの。九十九島という素晴らしい景色を表現するのに何故こんなキャラにする必要があったの。 pic.twitter.com/V62qZ4lFlS
— 小言の唄 (@N_poruto) 2019年1月25日
いろいろな意見があるようですが、「名前がよくなかった」という声が一番多かったようです。名前が「ブツブツくんとブツブツちゃん」だったことで、批判が大きくなってしまったのかもしれませんね。また美しい島々なだけに、もっと美しいイメージのキャラクターにしてほしかったという意見もありました。
今のところ、ブツブツくんとブツブツちゃんの後任キャラクターは決まっていないようですが、次は日本中から愛される素敵なキャラクターが生まれるといいですね!
ブツブツくんとブツブツちゃん終了!批判の理由は?まとめ
九十九島パールシーリゾートのPRキャラクター「ブツブツくんとブツブツちゃん」。批判の理由や終了の噂について調べてきましたが、いかがだったでしょうか?理由としては、名前やその見た目から批判が相次いでしまったため、2019年3月に終了が決定したようですね。
とても美しい景観と、楽しい魅力満載の九十九島パールシーリゾート。残念ながらブツブツくんとブツブツちゃんの終了が決定しましたが、パールシーリゾートは今後も営業していますので、是非訪れて思う存分九十九島を楽しんでみてはいかがでしょうか☆
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