2019年4月公開の映画「ある少年の告白」。映画公開より一足先にネタバレあらすじが気になっている方も多いかと思います。
また映画の原作作品やキャストも重要なポイントですよね!
そこで今日は映画「ある少年の告白」のネタバレあらすじ、原作やキャスト情報をまとめてみました。
ある少年の告白のあらすじネタバレは?
第76回ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた、4月19日全国公開の「ある少年の告白」。注目される作品だけに期待が高まりますね。一足先にあらすじとネタバレを知りたい方のためにリサーチしてみました。
ネタバレを含むあらすじですので、ご注意くださいね!
アメリカの田舎町に住むジャレットは大学生となり、青春を謳歌していましたが、寮で友人にレイプされそうになった事をきっかけに、自分が同性愛者であることに気付きます。両親にその事を告げると、父と母は非常に困惑します。両親が勧めたのは「救済プログラム」という同性愛を治療する方法でした。自分の意志とは別に、口外禁止の「救済プログラム」によって違う人格になることを強いられます。
セラピストのヴィクターは、かつて自身もゲイだったもののこの12日間の「救済プログラム」によって治ったと言います。施設には、同年代の青年がおり、キャメロンもその一人でした。キャメロンは「救済プログラム」が上手くいかず、ヴィクターに叱責されます。
その翌日、セラピストたちは、キャメロンの葬儀を執り行います。そこにはキャメロンの家族も同席してました。ヴィクターは家族に、キャメロンを聖書で叩くように指示します。それは悪魔祓いの行為だと言います。泣き叫ぶキャメロンを、家族は聖書で叩きます。ジャレットは施設を去ります。
家に帰ったジャレットに知らせが入ります。それはキャメロンが自殺したというものでした。4年後、ジャレットは自身の経験を記事にします。また、その記事で父と和解し、「アメリカの30以上の州がこの”変換セラピー”が合法であると考えられている」というクレジットと共に物語は終わります。
これが、「ある少年の告白」ネタバレを含むあらすじです。近年日本でも同性愛の作品が増えていますが、この作品は未だ同性愛に対する偏見や逆境などに疑問を投げかける深いテーマの映画となっていますね。
ある少年の告白の原作は?
「ある少年の告白」の原作はどんな作品なのでしょうか?「ある少年の告白」の原作もチェックしましょう。
「ある少年の告白」の原作はガラルド・コンリーです。原作の小説は『Boy Erased: A Memoir of Identity, Faith, and Family(消された少年:アイデンティティと信仰、家族の回想)』という実話で、コンリー自身が19歳の時にこのプログラムを受けています。矯正治療の体験から10年後に執筆され、ニューヨークタイムズでベストセラーとなっています。
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コンリーは、矯正治療の経験者として、学校や施設で弁を取り、テド・カンファレンスという世界的講演会で実態を告白したり、矯正治療の廃止を支援しています。また、「UnErased」というポッドキャストの配信活動も行っています。
『Boy Erased』は12カ国以上で翻訳され、LGBTQを題材にした文学に贈られるラムダ賞も受賞しています。コンリー自身は現在、夫と共にニューヨークで暮らしています。
ある少年の告白のキャストは?
「ある少年の告白」のキャストも紹介します。
「ある少年の告白」のキャスト、1人目は、ジャレット役のルーカス・ヘッジズです。ウェス・アンダーソン監督作品の常連さんですよね。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『スリー・ビルボード』では、主人公の息子役を演じていました。注目の若手俳優です。

出典:https://www.cinra.net/
「ある少年の告白」のキャスト、2人目は、母親のナンシー役のニコール・キッドマンです。言わずと知れた大女優さんです。『ムーラン・ルージュ』が有名ですが、個人的にはキューブリック監督の『アイズ ワイド シャット』が印象的です。
「ある少年の告白」のキャスト、3人目は、父親のマーシャル役のラッセル・クロウです。演技力に定評がありますが、たれ目で優しい印象を受けます。リドリー・スコット監督作品の常連です。特に『グラディエーター』では、アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

出典:http://www.boy-erased.jp/
元レッチリのフリーが出演することでも話題です。映画ファンならず、音楽ファンも注目の作品です。
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